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岩手でホームページ制作を依頼するときの費用の考え方

岩手でホームページ制作を依頼するときの費用の考え方

「ホームページ制作 岩手 費用」で検索して、この記事にたどり着いた方が多いと思います。

そして、いくつかのページを開いて、こう感じたのではないでしょうか。どこにも、はっきりした答えが書いていない。

その感覚は正しいです。この記事では、なぜ答えが出てこないのかを説明したうえで、費用を左右している要素と、見積書を受け取ったときに何を確認すればいいかをまとめます。金額そのものは書きません。理由は最後に書きます。

岩手県内で、はじめてホームページ制作を外部に依頼する方を想定しています。

なぜ「相場」を調べても答えが出ないのか

ホームページの費用が調べにくいのは、同じ「ホームページ」という言葉が、まったく違うものを指しているからです。

たとえば、次の3つはどれも「ホームページ」と呼ばれます。

  • 会社名・住所・電話番号が載った1ページだけのもの
  • 会社概要・事業内容・実績・採用情報が揃った10ページ前後のもの
  • 商品を選んで決済まで完結する、注文システム付きのもの

これらを同じ土俵で比べて「相場はいくらか」と聞くのは、「車はいくらですか」と聞くのに近い状態です。軽自動車とトラックとバスの平均額を知っても、判断材料にはなりません。

費用を知るには、金額そのものより先に、自分がどれを必要としているのかをはっきりさせるほうが早いのです。

費用を決めている4つの要素

見積金額は、ほぼこの4点で決まります。逆に言えば、この4点さえ決まっていれば、どの制作会社に聞いてもそう大きくは外れない金額が返ってきます。

1. ページ数

いちばん分かりやすい要素です。トップページに加えて、何ページ用意するか。

会社概要と問い合わせだけなら少なく済みます。事業ごとの紹介ページ、実績、スタッフ紹介、採用情報まで揃えれば、その分だけ増えます。

注意したいのは、ページは多いほど良いわけではないことです。更新されないまま放置されたページは、あるほうがかえって印象を悪くします。「今後、自分たちで運用し続けられる量か」で決めるのが現実的です。

2. 公開後、自分たちで更新するかどうか

ここが金額を大きく動かします。

自社で更新できる仕組み(CMS)を入れると、初期の構築費用は上がります。入れなければ初期費用は抑えられますが、公開後に文言を一行変えるだけでも制作会社への依頼が必要になります。

判断の目安は、更新の頻度です。

  • 年に数回しか変わらない → 都度依頼のほうが総額は安く済むことが多い
  • お知らせや実績を月に何度も出したい → 更新機能を入れたほうが早く、結果的に安い

「とりあえず更新できるようにしておく」と決めがちですが、実際には一度も更新されないまま数年経つケースもあります。運用する人が社内にいるかどうかまで含めて考えてください。

3. 写真と文章を、誰が用意するか

見落とされやすく、しかし金額差が出やすい部分です。

手元に使える写真と文章が揃っているなら、費用は抑えられます。撮影から必要なら、撮影日数と人件費が加わります。文章も同じで、原稿をご用意いただくのか、取材して書き起こすのかで変わります。

「素材はこちらで用意します」と言ったものの、いざ始まると集まらず、公開が数ヶ月遅れる。これは非常によくある話です。現実的に用意できるかどうかを最初に正直に見積もっておくと、あとで揉めません。

4. 問い合わせ以外に、機能が必要かどうか

問い合わせフォームまでは、ほとんどの制作に含まれます。ここから先が加算されます。

  • 予約の受付
  • 会員登録・ログイン
  • 商品の販売・決済
  • 多言語対応

これらは、必要なら入れるべきものです。ただ「あったほうが良さそう」で入れると、使われないまま保守費用だけがかかり続けます。その機能で誰の何が楽になるのかを説明できるかどうかが判断基準になります。

見積書を受け取ったら確認したい3つのこと

複数社から見積もりを取ると、金額に幅が出ます。安いほうを選ぶ前に確認してほしい項目です。

設計の工程が入っているか

ホームページ制作は、デザインとコーディングだけではありません。その前に、目的の整理、掲載内容の決定、ページ構成の設計という工程があります。

見積書の項目が「デザイン」「コーディング」「サーバー設定」だけで、設計にあたる項目が見当たらない場合、その工程は省かれている可能性があります。

設計を省いたサイトは、公開してから「思っていたのと違う」が起きます。作り直しになれば、最初から適正な費用で作るより高くつきます。

文章は誰が書くのか

見積書に「原稿はご支給ください」と小さく書かれていることがあります。気づかないまま契約すると、後で全ページ分の文章を自分で書くことになります。

これは制作会社が不誠実というより、含む・含まないの線引きが会社ごとに違うだけです。だからこそ、先に確認する価値があります。

公開後の保守がどうなっているか

WordPressで作る場合、本体やプラグインには毎月のように脆弱性が見つかります。放置すると改ざんの対象になります。

保守が見積書に含まれているか、別契約か、そもそも対応していないのか。含まれていない場合、公開後は誰が面倒を見るのかを確認しておいてください。

「安い見積もり」で省かれているもの

同じ内容に見えて金額が大きく違うとき、差が出ているのはたいてい次のどれかです。

項目省かれるとどうなるか
設計工程公開後に「違う」となり、作り直しになる
文章の作成全ページ分を自分で書くことになる
スマートフォン対応の作り込みパソコンでは整って見えるが、スマホで崩れる
公開後の動作確認フォームが動いておらず、問い合わせが届かない
保守脆弱性が放置され、改ざんの標的になる

安いこと自体は問題ではありません。何が含まれていて何が含まれていないかを、お互いが分かったうえで安いのなら、それは適正な取引です。問題になるのは、分からないまま契約したときだけです。

岩手・三陸で依頼するときに考えたいこと

制作自体はオンラインで完結できるため、県外の会社に頼むこともできます。そのうえで、地域の会社に頼む意味があるとすれば、次の2点です。

ひとつは、会って話せること。 ホームページ制作で最も時間がかかるのは、実は制作ではなく「何を載せるか決める」段階です。ここは、対面で一度話したほうが早く進むことが多くあります。

もうひとつは、公開後に相談しやすいこと。 サイトは公開して終わりではありません。数年にわたって、細かい修正や相談が発生します。そのとき距離が近いことは、地味ですが効いてきます。

弊社は大船渡市を拠点に、陸前高田市・釜石市・住田町・一関市・気仙沼市など、三陸沿岸を中心にお伺いしています。

予算が決まっている場合

「この金額でどこまでできますか」という相談は、まったく問題ありません。むしろ、そのほうが話が早く進みます。

予算が決まっていれば、その範囲で優先順位をつけられます。今回は会社概要と問い合わせに集中して、実績ページは次の段階で追加する。そういった組み立てができます。

逆に、予算を伝えないまま進めると、提案された内容が予算を大きく超えて、そこから削る作業が発生します。先に伝えたほうが、お互いの時間が減りません。

この記事で金額を書かなかった理由

最後に、正直にお伝えします。

弊社は、金額をお客さまとの打ち合わせのなかで決めています。ページ数、必要な機能、素材の状況、公開希望日。これらが分からない段階で提示できる金額は、実際のお見積もりとはかけ離れたものになるからです。

そのうえで、「まったく見当がつかないと相談しづらい」というのも、もっともだと思っています。

そこで、いくつかの質問に答えると概算が出るページを用意しました。実際のお見積もりではありませんが、どのあたりの規模になるかの目安にはなります。

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