
建設業の採用は、どの地域でも難しくなっています。求人媒体に出しても応募が来ない。来ても続かない。
その打開策として採用動画を検討する会社が増えていますが、何を撮ればいいのかでつまずくことがほとんどです。
この記事では、建設会社が採用動画で撮るべき題材と、避けたほうがいい撮り方を整理します。岩手県内・三陸沿岸の会社を想定しています。
撮るものを決める前に、相手が何を心配しているかを押さえる必要があります。建設業の求人を見ている人が抱えやすい不安は、おおむね次の5つです。
採用動画の役割は、この5つに答えることです。 会社の沿革や施工実績を並べても、この不安は消えません。
逆に言えば、この5つに正面から答える映像を作れば、他社の動画とはっきり差がつきます。
朝礼から始まり、現場に移動し、作業して、片付けて終わる。この一連を通しで見せるのが最も効きます。
求職者がいちばん想像できないのは「自分の1日がどうなるか」です。これが分かるだけで応募のハードルが下がります。
朝の時間、休憩の取り方、終業の時間。淡々と事実を映すだけで構いません。
求職者にとって最も近い立場です。
聞くとよいのは次のようなことです。
うまく話せなくて構いません。 言葉に詰まりながら話す映像のほうが、練習された言葉より信用されます。
「どんな人に教わるのか」は、求職者が強く気にする点です。
先輩や職長にあたる方に、未経験者にどう教えているかを話してもらうと、雰囲気が伝わります。
危険への不安に直接答える部分です。朝礼でのKY活動、装備の点検、声かけの様子。
「安全第一です」と言葉で言うより、実際にやっている場面を映すほうが伝わります。
これはドローン空撮が効く場面です。地上からでは伝わらない現場の規模が、上空からの映像で一度に伝わります。
「こんな大きなものを自分たちで作っている」という感覚は、仕事の魅力そのものです。
手がけた構造物や建物です。ただし完成写真だけを並べても弱く、作っている過程とセットにすると意味が出ます。
笑顔だけ、きれいな現場だけ、順調な話だけ。求職者はこれを信じません。
「夏は暑いし冬は寒い。それでも続けている理由は」と正直に語るほうが、はるかに信用されます。
入社後のギャップは早期離職の原因になります。合わない人に来てもらわないことも、採用動画の役割です。
経営者のメッセージは必要ですが、それだけでは求職者の不安に答えられません。現場で働く人が主役であるべきです。
文章を渡して読んでもらうと、映像が一気に嘘くさくなります。質問を投げて、その場で答えてもらってください。
求人媒体では他社と並んで比較されます。最初の数十秒で「自分に関係ある」と思えなければ、最後まで見られません。
伝えたいことが多い場合は、1本にまとめず短い動画を複数本に分けるほうが機能します。
現場は忙しく、撮影のために作業を止めるわけにはいきません。現実的な進め方はこうです。
| 段取り | 内容 |
|---|---|
| 事前打ち合わせ | 何を伝えたいか、誰に出てもらうかを決める |
| 出演者への説明 | 当日何を聞かれるかを事前に伝えておく |
| 撮影日 | 作業を止めずに進行。半日〜1日 |
| 確認 | 初稿を見て修正点を出す |
出演者への事前説明が最も重要です。 その場でいきなり質問されると、誰でも固まります。質問を先に渡しておけば、自分の言葉で答える準備ができます。
公共工事の現場は、撮影データの扱いが定められている場合があります。 撮る前に確認してください。
| 使う場所 | 向いている形 |
|---|---|
| 採用サイト | 3分前後。じっくり見てもらえる |
| 求人媒体 | 1分以内。他社と並ぶ前提 |
| 会社説明会・高校訪問 | 長めでも可 |
| SNS | 30秒前後・縦型・字幕必須 |
地元の高校や職業訓練校への訪問で使う場合、紙の資料より動画のほうが記憶に残ります。
弊社は岩手県大船渡市を拠点に、撮影機材とドローンを自社で保有しています。空撮を含めた現場の撮影を一貫して対応できるため、外部の撮影会社への発注が発生しません。
天候や工程の都合で日程が動くことの多い現場でも、距離が近いぶん調整しやすい体制です。
「何を撮ればいいか分からない」という段階からご一緒します。ご相談とお見積もりは無料です。
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