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運送会社のドライバー採用に動画は効くのか(岩手・三陸)

運送会社のドライバー採用に動画は効くのか

運送・物流業の採用は、どの地域でも厳しい状況が続いています。求人媒体に出しても応募が集まらない。応募が来ても定着しない。

この分野で採用動画を検討する会社が増えていますが、トラックが走る映像を並べただけでは応募は増えません。

この記事では、運送会社が採用動画で何を伝えるべきかを整理します。岩手県内・三陸沿岸の事業者を想定しています。

求職者が知りたいのは「1日の過ごし方」

ドライバー職を探している人が最も気にするのは、自分の1日がどうなるかです。

具体的にはこの5点です。

  • 何時に出て、何時に帰れるのか
  • どこまで走るのか(近距離か、長距離か)
  • 積み下ろしはどのくらいあるのか
  • 待機時間はどのくらいか
  • 何を運ぶのか

求人票にはこれらが具体的に書かれていないことが多く、そこが不安の正体になっています。 動画でここに答えられれば、他社とはっきり差がつきます。

撮るべき題材

1. 出庫から帰庫までの流れ

最も効く題材です。 朝の点呼、車両点検、出発、配送、休憩、帰庫、日報。

これを通しで見せると、求職者は自分の1日を具体的に想像できます。特別な演出は不要で、事実をそのまま映せば十分です。

2. 実際の積み荷と積み下ろし

ここを隠す会社が多いのですが、隠すほど不信感につながります。

手積みなのか、パレットなのか、フォークリフトを使うのか。重量物か軽量物か。正直に見せたほうが、入社後のギャップがなくなります。

「体力的にきつくないか」という不安に、事実で答えることになります。

3. 車両と装備

どんな車に乗るのか。ドライバー職では、これが強い動機になる人がいます。

車種、年式、装備。運転席からの視点で撮った映像は、他社の動画にあまりないため印象に残ります。

4. 休憩や食事の場面

長時間の運転が続く仕事だからこそ、休憩がきちんと取れるかは重要な判断材料です。

5. 入社1〜3年目のドライバー

求職者に最も近い立場です。前職は何だったか、入る前の不安、慣れるまでにかかった時間。

未経験から入った人がいるなら、必ず出てもらってください。 未経験者の応募を増やしたいなら、これ以上の材料はありません。

6. 配車・運行管理の人

ドライバーが日々やり取りする相手です。どんな人が指示を出すのかが分かると、職場の雰囲気が伝わります。

7. 走る地域の風景

三陸沿岸を走る仕事であれば、海沿いの景色は他地域にない魅力になります。都市部の渋滞の中を走る仕事と比べたとき、これは差別化の要素です。

ドローンを使えば、走行する車両を上空から捉えることもできます。

避けたほうがいい撮り方

会社の規模や実績だけを並べる

保有台数、取引先、売上。求職者はこれで応募を決めません。 自分がどう働くかが知りたいのです。

きれいなところだけを映す

洗車したばかりのトラック、笑顔だけの映像。現実との差が大きいほど、入社後に辞められます。

「早出はある」「積み下ろしはある」と正直に伝えたうえで、それでも続けている理由を語るほうが、結果的に定着します。

安全面への配慮が見えない

点呼、アルコールチェック、車両点検、日常の声かけ。これらが映っていない動画は、かえって不安を与えます。

家族が反対するケースもある職種です。安全管理がきちんとしていることは、本人だけでなく家族に向けた情報でもあります。

長すぎる

求人媒体では他社と並びます。最初の数十秒で「自分に関係ある」と思えなければ見られません。

撮影の進め方

運行を止めるわけにはいかないため、実際の業務に同行する形が現実的です。

段取り内容
事前打ち合わせ誰に出てもらうか、どの便に同行するかを決める
出演者への説明当日聞かれることを事前に伝える
撮影1日の便に同行。安全最優先
確認初稿を見て修正点を出す

車内での撮影は、運転の妨げにならない方法を事前に決めておいてください。カメラの固定位置、話しかけるタイミングなど、安全が最優先です。

撮影前に確認しておくこと

  • 荷主の許可(積み荷や納品先が映る場合は必須
  • 納品先の看板やロゴの映り込み
  • 車両に記載された取引先名
  • 出演者本人からの公開の了解

荷主情報の扱いは特に慎重に。 判断に迷ったら、映さないか、確認を取ってください。

どこで使うか

使う場所向いている形
自社の採用ページ3分前後
求人媒体1分以内
ハローワーク・学校訪問説明とセットで
SNS30秒前後・縦型・字幕必須

地元の高校や自動車学校への訪問で使う場合、紙の資料より記憶に残ります。

ご相談について

弊社は岩手県大船渡市を拠点に、撮影機材とドローンを自社で保有しています。車両への同行撮影から空撮まで一貫して対応できるため、外部への発注が発生しません。

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