
運送・物流業の採用は、どの地域でも厳しい状況が続いています。求人媒体に出しても応募が集まらない。応募が来ても定着しない。
この分野で採用動画を検討する会社が増えていますが、トラックが走る映像を並べただけでは応募は増えません。
この記事では、運送会社が採用動画で何を伝えるべきかを整理します。岩手県内・三陸沿岸の事業者を想定しています。
ドライバー職を探している人が最も気にするのは、自分の1日がどうなるかです。
具体的にはこの5点です。
求人票にはこれらが具体的に書かれていないことが多く、そこが不安の正体になっています。 動画でここに答えられれば、他社とはっきり差がつきます。
最も効く題材です。 朝の点呼、車両点検、出発、配送、休憩、帰庫、日報。
これを通しで見せると、求職者は自分の1日を具体的に想像できます。特別な演出は不要で、事実をそのまま映せば十分です。
ここを隠す会社が多いのですが、隠すほど不信感につながります。
手積みなのか、パレットなのか、フォークリフトを使うのか。重量物か軽量物か。正直に見せたほうが、入社後のギャップがなくなります。
「体力的にきつくないか」という不安に、事実で答えることになります。
どんな車に乗るのか。ドライバー職では、これが強い動機になる人がいます。
車種、年式、装備。運転席からの視点で撮った映像は、他社の動画にあまりないため印象に残ります。
長時間の運転が続く仕事だからこそ、休憩がきちんと取れるかは重要な判断材料です。
求職者に最も近い立場です。前職は何だったか、入る前の不安、慣れるまでにかかった時間。
未経験から入った人がいるなら、必ず出てもらってください。 未経験者の応募を増やしたいなら、これ以上の材料はありません。
ドライバーが日々やり取りする相手です。どんな人が指示を出すのかが分かると、職場の雰囲気が伝わります。
三陸沿岸を走る仕事であれば、海沿いの景色は他地域にない魅力になります。都市部の渋滞の中を走る仕事と比べたとき、これは差別化の要素です。
ドローンを使えば、走行する車両を上空から捉えることもできます。
保有台数、取引先、売上。求職者はこれで応募を決めません。 自分がどう働くかが知りたいのです。
洗車したばかりのトラック、笑顔だけの映像。現実との差が大きいほど、入社後に辞められます。
「早出はある」「積み下ろしはある」と正直に伝えたうえで、それでも続けている理由を語るほうが、結果的に定着します。
点呼、アルコールチェック、車両点検、日常の声かけ。これらが映っていない動画は、かえって不安を与えます。
家族が反対するケースもある職種です。安全管理がきちんとしていることは、本人だけでなく家族に向けた情報でもあります。
求人媒体では他社と並びます。最初の数十秒で「自分に関係ある」と思えなければ見られません。
運行を止めるわけにはいかないため、実際の業務に同行する形が現実的です。
| 段取り | 内容 |
|---|---|
| 事前打ち合わせ | 誰に出てもらうか、どの便に同行するかを決める |
| 出演者への説明 | 当日聞かれることを事前に伝える |
| 撮影 | 1日の便に同行。安全最優先 |
| 確認 | 初稿を見て修正点を出す |
車内での撮影は、運転の妨げにならない方法を事前に決めておいてください。カメラの固定位置、話しかけるタイミングなど、安全が最優先です。
荷主情報の扱いは特に慎重に。 判断に迷ったら、映さないか、確認を取ってください。
| 使う場所 | 向いている形 |
|---|---|
| 自社の採用ページ | 3分前後 |
| 求人媒体 | 1分以内 |
| ハローワーク・学校訪問 | 説明とセットで |
| SNS | 30秒前後・縦型・字幕必須 |
地元の高校や自動車学校への訪問で使う場合、紙の資料より記憶に残ります。
弊社は岩手県大船渡市を拠点に、撮影機材とドローンを自社で保有しています。車両への同行撮影から空撮まで一貫して対応できるため、外部への発注が発生しません。
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