情報収集・リサーチ
◆ AIを「超優秀なリサーチアシスタント」にする
さて第5章はさらに実践的なプロンプト設計を見ていきます
まずは情報収集やリサーチです
AIはインターネット上の膨大な知識を持っていますが
欲しい情報をピンポイントで引き出すには少しコツがいります
AIをただの検索エンジンではなく超優秀なリサーチアシスタントに変身させましょう
◆ ① 競合分析・市場調査
AIは特定のトピックについて情報を広く集め分析しまとめるのが得意です
競合他社の動向や新しい市場のトレンドなど
意思決定に必要な情報をAIに整理させることでリサーチ時間を大幅に短縮できます
【悪い指示の例】
「競合のA社について教えて」
→ AIはA社の何を調べればいいか分からず一般的な会社概要しか返せません
【良い指示の例】
「あなたは経営戦略コンサルタントです
競合であるA社について『強み』『弱み』『最近の主な動向』の3つの観点から分析し
それぞれ箇条書きで簡潔にまとめてください」
→ 役割と明確な「分析の観点」を与えることでAIは情報を整理し深い洞察を提供します
◆ ② 専門知識の解説
新しい分野の専門知識を学ぶ時もAIは役立ちます
難しい専門用語や複雑な概念を特定のターゲットに合わせて解説させることができます
ここで重要なのは「誰のために」という文脈をしっかり伝えることです
【悪い指示の例】
「ブロックチェーンについて説明して」
→ 専門用語だらけの難しい解説が返ってくる可能性があります
【良い指示の例】
「あなたはITの専門家です
『ブロックチェーン』の仕組みについて
ITの知識が全くない中学生にも分かるように
身近な例え話を使って説明してください」
→ 「中学生にも分かるように」という制約条件と「例え話を使って」という指示がAIの回答の質をコントロールします
—
【用語まとめ】
- リサーチ (Research)
特定のテーマについて情報を収集し分析すること AIはリサーチの効率を大幅に高める