明確な指示の重要性
◆ AIは「察してくれない」からこそ明確に
さて 第2章ではAIを迷わせないための「明確化」の技術について学んでいきます
前回 AIは言葉の裏を読んでくれないという特性を学びましたね
だからこそ私たちが出す指示はどこまでも明確である必要があります
曖昧さをなくし具体的な言葉で命令することがAIの性能を引き出す鍵です
◆ ① 曖昧な言葉を避け、具体的に表現する
まず大切なのは「良い感じに」「いい塩梅で」といった曖昧な表現を避けることです
私たち人間にとっては便利な言葉ですがAIにとっては混乱の元です
AIが判断に迷わないようできるだけ客観的で具体的な言葉に置き換える練習をしましょう
【悪い指示の例】
「この記事をいい感じに要約して」
→ AIにとっての「いい感じ」が私たちと同じとは限りません
【良い指示の例】
「この記事を3つの箇条書きで それぞれ100文字以内で要約してください」
→ 出力形式と文字数を具体的に指定することでAIは迷わず作業できます
◆ ② 具体的な動詞で「行動」を命令する
次にAIには「〇〇について」といったテーマだけを与えるのではなく
「〇〇を△△してください」のように具体的な動詞を使って行動を命令することが重要です
例えば「比較して」「分析して」「提案して」「分類して」など
AIにどんな思考プロセスを期待しているのかを動詞で明確に示してあげましょう
【悪い指示の例】
「競合A社とB社について」
→ AIは何をすればいいのか分からず一般的な情報しか返せません
【良い指示の例】
「競合A社とB社の強みと弱みをそれぞれ3つずつ比較し表形式でまとめてください」
→ 「比較し」「まとめて」という動詞で行動を促すことでAIは期待されたタスクを実行します
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【用語まとめ】
- 曖昧性(あいまいせい)
複数の解釈ができてしまう状態のこと プロンプトではこの曖昧性をなくすことが重要 - 具体性(ぐたいせい)
物事が明確で分かりやすいこと AIへの指示は具体性が高いほど良い