セル参照とは?
◆ なぜ「=10+20」ではダメなのか
さて数式の基本を学んだところで今回は関数を学ぶ上で最も重要な概念「セル参照」について学びます
先ほど「=10+20」と入力すれば計算できると学びました
でも実は実際の業務でこの方法を使うことはほとんどありません
なぜならもし「10」が「30」に変わったら数式も「=30+20」に打ち直さないといけないからですね
これでは自動化になりません
◆ 「セル参照」=「セルの住所」で計算する
そこで使うのが「セル参照」です
これは「10」や「20」といった「数字そのもの」で計算するのではなく
「A1セル」や「B1セル」といった「セルの住所」を使って計算する方法です
例えばA1セルに「10」B1セルに「20」と入力されている時
C1セルに「=A1+B1」と入力します
こうするとスプレッドシートは「A1セルの中身とB1セルの中身を足す」という命令だと理解します
結果はもちろん「30」になります
◆ セル参照の絶大なメリット
セル参照を使うメリットは「元の数字が変わると計算結果も自動で変わる」ことです
先ほどの例でA1セルの中身を「10」から「30」に書き換えてみてください
するとC1セルの数式は「=A1+B1」のままなのに
計算結果は自動で「50」に更新されます
これこそが表計算ソフトを使う最大のメリット「自動化」です
見積書や請求書を作る時も合計金額のセルに「=A1+B1+C1…」のようにセル参照を使っておけば
後から商品の単価や数量が変わっても合計金額は自動で再計算されるというわけですね
【用語まとめ】
- セル参照(セルさんしょう)
「=10+20」のように直接数字を打ち込むのではなく「=A1+B1」のようにセルの住所(番地)を使って計算すること - 自動再計算(じどうさいけいさん)
セル参照の元データ(A1セルなど)が変わると計算結果(C1セルなど)も自動で更新される仕組み