IF関数の基本

◆ AIに「もしも」の判断をさせる

さて第5章からはいよいよ応用編です
ここからは実務で本当に差がつく便利な関数を学んでいきましょう
最初にご紹介するのはIF(イフ)関数です
これはスプレッドシートやExcelに「もしも〇〇だったらA そうじゃなければB」という
「条件判断」をさせるための非常に重要な関数です

◆ ① IF関数の基本構造

IF関数は3つの部品(引数)でできています
「=IF(条件, 真の場合, 偽の場合)」と書きます

1. 条件
 「もしも」の部分です 例えば「A1セルが80以上なら」といった条件を書きます

2. 真(しん)の場合
 条件が正しかった(真だった)場合に表示させたい内容です 例えば「合格」という文字です

3. 偽(ぎ)の場合
 条件が間違っていた(偽だった)場合に表示させたい内容です 例えば「不合格」という文字です

◆ ② 比較演算子を覚えよう

IF関数の「条件」を書くためには「比較演算子」という記号を覚える必要があります
これは算数で習った記号と少しだけ違うので注意しましょう

・AはBと等しい: A = B
・AはBより大きい: A > B
・AはBより小さい: A < B
・AはB以上: A >= B (=が後に来ます)
・AはB以下: A <= B (=が後に来ます)
・AはBと等しくない: A <> B

特に「以上(>=)」と「以下(<=)」はよく使うので覚えてくださいね

◆ ③ IF関数の具体例

では実際に使ってみましょう
A1セルに点数を入力しB1セルに合否を表示させたいとします
「もしA1セルが80以上なら『合格』そうでなければ『不合格』と表示する」
という数式は以下のようになります

「=IF(A1>=80, “合格”, “不合格”)」

「合格」や「不合格」といった文字を表示させたい時は「”」(ダブルクォーテーション)で囲うのがルールです

この関数を使えば点数を変えるだけで合否の欄も自動で変わってくれますね

【用語まとめ】

  • IF関数(いふかんすう)
    指定した条件(もしも〇〇なら)が正しいか間違っているかで表示する内容を変える関数
  • 引数(ひきすう)
    関数のカッコの中に入れる材料のこと IF関数の引数は3つ
  • 比較演算子(ひかくえんざんし)
    「>」や「<=」など2つの値を比較するための記号
  • ダブルクォーテーション (“)
    数式の中で「文字」を扱う時にその文字を囲うために使う記号