VLOOKUP関数 – データを検索する
◆ 「検索して持ってくる」自動化
さてIF関数と並んで実務で最も重要と言っても過言ではない
VLOOKUP(ブイルックアップ)関数を学びましょう
これは「検索して 対応するデータを持ってくる」ための関数です
例えば商品番号を入力したら自動で商品名と価格が表示される
社員番号を入力したら自動で氏名と部署が表示される
といった仕組みを作ることができます
これができれば手入力による間違いも減り作業が劇的に速くなりますよ
◆ ① VLOOKUP関数の基本構造
VLOOKUP関数は4つの部品(引数)でできています
少し複雑ですが一つずつ覚えましょう
「=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索方法)」と書きます
1. 検索値
何を探したいかという「キーワード」です 例えば商品番号が入力されたセル(A1セルなど)です
2. 範囲
キーワードを探す元となる「データ表」の範囲です 例えば商品名や価格が載った一覧表の範囲(F1:H100など)です
この時必ず1列目(左端)に検索値(商品番号)が来るように範囲を指定します
3. 列番号
データ表(範囲)の中で持ってきたい情報が「左から何番目」にあるかを数字で指定します
例えば商品名が2番目なら「2」価格が3番目なら「3」と入力します
4. 検索方法
検索の方法を指定します 99%の場合「FALSE」(フォルス)と入力します
これは「完全に一致するデータだけを探す」という意味のおまじないだと思ってください
◆ ② VLOOKUP関数の具体例
では具体例です
A1セルに入力した商品番号(例: 1001)を使い
F1からH100の範囲にある商品一覧表(1列目が商品番号 2列目が商品名 3列目が価格)から
「商品名」をB1セルに表示させたいとします
B1セルに入れる数式はこうなります
「=VLOOKUP(A1, F1:H100, 2, FALSE)」
・A1(検索値):A1セルに入力した商品番号を探す
・F1:H100(範囲):この一覧表から探す(一覧表の1列目はちゃんと商品番号ですね)
・2(列番号):一覧表の左から2番目にある「商品名」を持ってきたい
・FALSE(検索方法):商品番号が「1001」と完全に一致するものだけ探す
このように入力するとA1セルに「1001」と入力するだけでB1セルに「リンゴ」と自動で表示されます
◆ ③ 範囲を「絶対参照」にする
VLOOKUP関数でとても大事な注意点があります
それは一覧表の「範囲」を「絶対参照」にするということです
数式を下にコピー(オートフィル)した時一覧表の範囲までズレていかないように
「F1:H100」ではなく「$F$1:$H$100」のように$(ドルマーク)を付ける必要があります
「F4」キーを押すとかんたんに切り替えられましたね
「=VLOOKUP(A1, $F$1:$H$100, 2, FALSE)」
これが完成形です
【用語まとめ】
- VLOOKUP関数(ぶいるっくあっぷかんすう)
指定した範囲(一覧表)からキーワード(検索値)に一致するデータを探して持ってくる関数 - 検索値(けんさくち)
探したいキーワードとなる値やセルのこと - 範囲(はんい)
探す対象となる一覧表のセルの範囲 1列目が検索値と一致している必要がある - 列番号(れつばんごう)
範囲の中で持ってきたいデータが左から何列目にあるかを示す数字 - FALSE(ふぉるす)
検索方法の一つ VLOOKUP関数では基本的にこれを選び「完全一致」で探す