フロントエンドとバックエンド – 商品ラインナップの正しい組み方
◆ あなたの「商品」は“階段”になっているか
さて第6章へようこそ
第1章でビジネスの3つの歯車として「商品」「集客」「販売」を学びましたね
そして第5章までに「集客」の入り口であるプロフィール(コンセプト)を完成させました
この第6章では3つの歯車のうち最も重要な「商品」そのものを
どう設計すればお客様が買いやすくなるのかについて深く学んでいきます
ただ「良い商品」が一つあるだけではビジネスは回りません
お客様がスムーズに登れる「階段」のように商品を設計する必要があるのです
◆ なぜ「いきなり高額商品」は売れないのか
例えばあなたの会社が月額50万円の「SNS運用代行サービス」という素晴らしい商品(バックエンド商品)を持っていたとします
SNSであなたの会社を「発見」したばかりのお客様が
いきなりプロフィールリンクからこの50万円の商品を買うでしょうか
答えはノーですね なぜならまだあなたの会社を「信頼」しきれていないからです
SNSで見つけただけの会社にいきなり高額を支払うのは心理的なハードルが非常に高いのです
◆ 信頼の階段を作る「フロントエンド商品」
そこで重要になるのが「フロントエンド商品」という考え方です
これはお客様にあなたの「価値」を体験してもらい
信頼関係を築くための「お試し商品」や「入り口の商品」のことです
・フロントエンド商品(FE商品)
目的:利益を出すことではなく「信頼」してもらうこと
特徴:低価格(または無料)で買いやすく価値を実感しやすい
例:無料セミナー お役立ち資料PDF 5000円のスポットコンサル
・バックエンド商品(BE商品)
目的:お客様の悩みを本質的に解決し会社の「利益」を上げること
特徴:高価格だが価値も非常に高い本命の商品
例:月額50万円のSNS運用代行 年間コンサルティング契約
◆ 「フロント」から「バック」へ繋げる
「売れる仕組み」の正しい順番はこうです
まずSNSでお客様の「興味」を引きます
次にプロフィールリンクから「フロントエンド商品(無料セミナーなど)」に申し込んでもらいます
そのセミナーであなたの会社の専門性や価値をしっかり体験してもらい「信頼」を勝ち取ります
そしてその信頼をベースに「あなたの会社なら間違いない」と納得したお客様だけに
「バックエンド商品(本命の契約)」を提案するのです
この「階段」を設計することで
お客様は無理なくあなたのファンになり
あなたも売り込みを一切せず「欲しい」と言ってくれるお客様にだけ商品を届けることができます
あなたの会社にはこの「信頼の階段」となるフロントエンド商品が用意されていますか
次のレッスンではこの考え方を元に具体的な商品設計をしていきます
【用語まとめ】
- 商品ラインナップ(しょうひんラインナップ)
複数の商品を戦略的に組み合わせた商品の品揃えのこと - フロントエンド商品 (Front-End Product)
集客や信頼獲得を目的とした低価格または無料の「お試し商品」 - バックエンド商品 (Back-End Product)
利益を生み出すことを目的とした高価格・高価値な「本命商品」