3C分析 – 「顧客」「競合」「自社」を知る
◆ 戦略は「知る」ことから始まる
さて第3章へようこそ
ここからは戦略を立てるための「市場リサーチ」の具体的な方法に入っていきます
第0.5章で「ペルソナ(お客様)」を決め 第1章で「自社の価値」を決めましたね
ですがそれはあくまで「自分目線」での話です
戦いにおいて敵を知らず自分を知らなければ勝つことはできません
このレッスンではマーケティング戦略の最も基本的なフレームワークである「3C分析」を使って
戦うべき市場の「現在地」を客観的に把握する方法を学びます
◆ 3C分析とは?
3C分析とはビジネス戦略を立てる上で欠かせない3つの要素の頭文字を取ったものです
・Customer(顧客・市場):お客様は誰で何を求めているのか
・Competitor(競合):ライバルは誰でどんな強みを持っているのか
・Company(自社):自分たちの強みや弱みは何か
この3つの「C」を分析することで
「競合が提供できておらず」「顧客が求めている」そして「自社が提供できる」
というビジネスが成功する独自のポジションが見えてくるのです
◆ ① Customer(顧客・市場)- ペルソナを深掘りする
一つ目のCは「顧客・市場」です
これは第0.5章で決めた「ペルソナ」をさらに深く理解する作業です
・あなたのペルソナが抱えている「悩み」や「欲望」は本当に正しいか
・その悩みを持つ人は市場にどれくらいの数がいるか(市場規模)
・その悩みはこれから増えていくのか減っていくのか(市場のトレンド)
ペルソナという「点」の理解だけでなく
そのペルソナが属する市場全体という「面」で理解を深めていきます
◆ ② Competitor(競合)- ライバルを分析する
二つ目のCは「競合」です
これはあなたのペルソナが持つ悩みを「あなた以外で」解決できるすべての人が対象です
・競合はSNSでどんな発信をしているか
・どのSNSプラットフォームで活動しているか(例:Instagram, X)
・競合の「強み」は何か(例:価格が安い デザインがおしゃれ)
・競合が「やっていないこと」や「弱み」は何か
次のレッスンで詳しく学びますが
特にSNS上で伸びている競合アカウントを徹底的に分析することが成功への近道になります
◆ ③ Company(自社)- 自分の武器を知る
最後のCは「自社」です
これは競合と比較した時のあなたの「強み」と「弱み」を客観的に洗い出す作業です
・競合にはないあなただけの「経験」や「実績」は何か
・あなたの「性格」や「価値観」で競合と違う部分はどこか
・逆に競合と比べて「足りないもの」(弱み)は何か
SNSマーケティングにおいてはこの「自社の強み」こそが
発信の「核」となり他社との差別化を生む「独自性」の源泉になります
◆ 3C分析が戦略の土台となる
「顧客」が何を求めているかを知り
「競合」が何をやっていないかを知り
「自社」に何ができるかを知る
この3つが揃って初めて次の第4章で学ぶ「ポジショニング」
つまり「この市場で自分はどの立ち位置で戦うか」という戦略を決めることができるのです
【用語まとめ】
- 3C分析(さんシーぶんせき)
「顧客(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」の3つの視点から現状を分析するマーケティングの基本フレームワーク - フレームワーク (Framework)
物事を考えるための「枠組み」や「型」のこと これに沿って考えると漏れなく分析できる - 市場規模(しじょうきぼ)
そのビジネス(例:日本のカフェ市場)に年間どれくらいのお金が動いているかを示す大きさ